【特集】愛犬のしぐさや体の異変から病気を早期発見する方法!チェックポイント
愛犬のしぐさや体の異変から病気を早期発見する方法
あなたは愛犬の赤信号に気づいてあげられますか?
身近な存在だからこそ、意外と小さな変化には気が付きにくいものです。
そこで、犬の病気をしぐさや体の異常から分かるようにチェックポイントをまとめます。
可愛い愛犬といつまでも一緒にいたい
犬は今では私達の生活に癒しを与えてくれる大切なパートナーです。
そして、このサイトをご覧になっているあなたと同様に私も犬が大好きです。
だから、このサイトはあなたと同じ目線で作りました。
この情報が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
普段からコミュニケーションをしっかりとる為に、思いっきり遊んであげていますよね。
でも、1つ忘れてはいけないことがあります。
犬は感情を言葉で表現できません。
病気になっても「ここが痛い」とか「ここがおかしい」とか伝えることができません。
だから、あなたももっとスキンシップをとって、体からの病気のサインに気づいてあげて下さい。
症状に少しでも気になることがありましたら、お近くの獣医師に診断してもらいましょう。
犬は人間より早く年を取って行きます。
犬の1年は人間の4から6年に相当すると考えて良いでしょう。
体調の変化や病気を早期発見するには、こまめに健康状態を確認する必要があります。
犬はかなりの重症にならない限り、痛みや辛さを表さないのです。
そのため、痛みを訴えたときには、手遅れになっている場合も多々あります。
特にシニア期では、身体の不調が頻発してダメージも大きくなりがちです。
ちょっとした身体の変化や病気に早く気が付けば、治療や症状を緩和することが可能です。
定期的にチャックして愛犬の病気から守ってあげましょう。
身体の一部に異変がある、動作がいつもと違うなど、毎日愛犬の身体や行動を見て、そして触れてチェックが必要です。
愛犬の健康管理は全て飼い主の責任です。
愛犬との散歩、
ブラッシングや歯磨き、
スキンシップ、
これらを通して毎日健康状態を観察しましょう。
また、愛犬が身体を自由に触れさせることに慣れしておくことも大切です。
動物病院での診察もスムーズに行え、早期発見にもつながります。
飼い主だからこそ出来る健康のチェックは、日々の習慣にすると良いでしょう。
愛犬の涙やけ・毛艶・臭いにアプローチ
愛犬の涙やけ・毛艶・臭いなど健康的な状態を維持してくれるドッグフードもあります。
人工的な保存料や香料などが一切使われていない安心して愛犬に与えられると評判です。
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租かも、その原材料は人間が食べられる品質と同じ「ヒューマングレード」を使用した安心のドッグフードです。
参考 ドッグフードランキング
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もし愛犬の「食いつき・毛艶・涙やけ・におい」で悩んでいたら、一度お試ししてみると良いでしょう。
食事の時に犬の病気のチェック
愛犬が食欲がないと、とても心配ですね。
いつもは一目散に食べるのに、最近ちょっと元気もない。
食欲は元気のバロメーター。体中の病気が原因で起こるサインです。
あなたが一番気づいてあげられるはずです!
他にも症状が出てないか合わせてチェックして下さい。
ご飯を食べない
【 症 状 】
においを嗅ぐだけですぐ離れてしまう。 喜んでいるのに実際は食べない。
特に異常は見られないが食欲がない。
【 考えられる原因 】
食欲がない場合は心臓を含めたあらゆる内蔵疾患が考えられます。
嘔吐や下痢・咳を伴うものであれば、潰瘍や骨折、怪我による痛み、感染症が考えられます。
喜んでいるのに食べないのは、口の中に異常があるのかもしれません。
特に異常がない場合は環境や食事に関するストレスがあるかもしれません。
食欲のバラツキ
【 症 状 】
食べる量が減った。逆に食べ過ぎる。
【 考えられる原因 】
量が減った場合は成長期から成長期がとまる境目 かもしれません。
また、季節によっても変化します。食欲不振と勘違いしてしまう場合があります。
食べ過ぎる場合、成長期・妊娠・授乳期や十分に運動していれば大丈夫です。
しかし、オシッコが多かったり尿がベタつくようであれば、内分泌系の病気や糖尿病かもしれません。
水を大量に飲む
【 症 状 】
水分不足でもないのに大量の水を飲む。
【 考えられる原因 】
糖尿病、ホルモンバランスが崩れて発症するクッシング症候群。
肝臓の機能が低下して起こる尿崩症。
子宮内膜症などの病気も大量の水分を取りたがります。
太りすぎ
【 症 状 】
食べても食べても満足しない。
【 考えられる原因 】
ホルモンバランスが崩れて発症するクッシング症候群や甲状腺機能低下症、
脳からつくる満腹中枢の障害や老化など。
コロコロ太った体型は見ていてかわいらしいですね。
でも心臓に負担がかかったり、糖尿病や関節症にもなりかねません。
『 ちよっと太ってきたかな? 』と思ったらご飯を減らしたり、いっぱい遊んで運動させてください。
特に、去勢・避妊後は要注意です。
病気の場合もありますから、食事のバランスの相談もかねて獣医師に確認してください。
愛犬の様子は食事時のチェックが重要ですね。
でも、あまり近づきすぎて邪魔だけはしないように。
ウンチから犬の病気のチェック
愛犬のおなかは、とてもデリケートです。
ストレスや食べ過ぎたり、ご飯を変えただけでもすぐに下痢を起こしてしまいます。
元気があれば少しくらいウンチが柔らかくても大丈夫です。でも、続くようなら心配です。
ウンチのチェックはマメにお願いします。
ウンチが下痢・ゆるい
【 症 状 】
軟便や泥状、水のような液状。
【 考えられる原因 】
細菌・ウイルス・寄生虫による感染症。
液状の便は重い感染症や伝染病にかかっている恐れもあります。
ウンチに血がついている
【 症 状 】
付着した色が赤い。便の表面に粘液がついている。
便全体が黒光りしている。
【 考えられる原因 】
細菌・ウイルス・寄生虫による感染症。
出血性胃腸炎など。
便秘
【 症 状 】
3日以上ウンチが出ない。
いつもより食べる。
【 考えられる原因 】
えさの量が少ない。水分がすくない。
カルシウム成分が多いえさ。(カルシウムは便を硬くします)
肛門の病気。
前立腺肥大や腸閉塞など。
病院へ行く時にはウンチをアルミホイルに包んだりビニール袋へ入れて持参しましょう。
ウンチから判別できる病気は本当に多いですから。
オシッコから犬の病気のチェック
愛犬は一日に体重1kg当たり、20~45ccのオシッコをします。
オシッコは通常薄い黄色をしています。
オシッコの色が赤い・濁っている。
【 症 状 】
尿に血液が混ざっている。
血液量が多くなるほど赤色が強くなる。
【 考えられる原因 】
膀胱炎などの細菌炎症
尿管結石など臓器を傷つけている。
フィラリア症・たまねぎ中毒など
オシッコの色が濃い黄色または薄い黄色
【 症 状 】
水分の不足や多量摂取が原因だが、常に同じ状態が続くと要注意。
【 考えられる原因 】
糖尿病 → 色が濃くなる。
下痢症 → 色が薄くなる。
目や皮膚が黄色になる黄疸が出ていれば、肝臓・胆のうへの障害をチェック。
オシッコが出にくい
【 症 状 】
排尿姿勢をとっても、オシッコがでない。
ポタポタもらす程度で排尿が困難。
【 考えられる原因 】
膀胱炎 ・ 尿路結石
前立腺肥大 ・ 会陰ヘルニアなど。
全く出なければ肝不全の疑いも。
病院へ行く時にはオシッコをお弁当用の小さな「しょうゆ入れ」などに入れて持参しましょう。
目から犬の病気をチェック
愛犬はいつも、つぶらな瞳で癒してくれます。
その目に何度元気づけられたことか。
見つめ返した時に、目も しっかりチェックしてあげて下さい。
思わぬ病気のサインがあるかもしれません。
目の色が黄色い・赤い
【 症 状 】
ねばり気のある黄色い目ヤニが出る。
目全体に膜がかかったようになる。 涙の量が多い。
【考えられる原因 】
目全体が白っぽければ角膜円。
赤く充血してきたら白内障・糖尿病。
水晶体が黄色くなっていたら、黄疸・胆のう・肝臓の病気。
他にも細菌による感染症も考えられます。
目をかゆがる・こする
【 症 状 】
前足でしきりに目やその周辺をこする。
目が赤くなったり、目ヤニが出る。
【 考えられる原因 】
角膜円・結膜炎・ブドウ膜炎など。
最近では、花粉症などのアレルギー症状も増えています。
緑内障などの視力障害なども考えられます。
涙が多い
【 症 状 】
涙があふれて止まらない。
【 考えられる原因 】
目の中に毛が入っている。
目の病気も当然ですが、口の中の病気や感染症など痛みが伴う病気も考えられます。
「 目は口ほどにものをいう 」確かにその通り!
目の周りの毛を切ってあげて細菌の侵入を防いで下さい。
失明の恐れもありますから、早めの治療を心掛けて下さい。
皮膚から犬の病気をチェック
愛犬の皮膚はおなか以外あまり見ませんよね。
痒がったりすれば分かるのですが、毛に覆われている為見落としがちです。
よくかゆがる
【 症 状 】
しきりに掻いて、毛が抜ける。
さらに皮膚もカサカサになる。
【考えられる原因】
ノミやダニなどの寄生虫。
食物によるアレルギー。
アレルギー性や細菌感染による皮膚病
内臓疾患によるものと考えられます。
しこりがある
【 症 状 】
背中やひざにしこりがある。
つまさきや耳、花にしこりがある。
あごや足の付け根、お腹にしこりがある。
【考えられる原因】
背中やひざに発生しやすいのは皮膚腫瘍。
つま先、耳、鼻は扁平上皮癌。 乳腺付近は乳腺腫瘍。
あごや足のつけ根、お腹は悪性リンパ腫など。
良性であれば良いですが、悪性であれば癌です。
最近ではエアコンの効いた室内で愛犬の環境はとても快適です。
でも、逆にとれば寄生虫にも最適な環境になっています。
こまめにチェックしてあげて下さいね。
しこりは早期発見、早期治療が必要です。
アレルギーも年々増えています。病院では血液検査でアレルゲンを調べてくれます。
獣医さんと、しっかりコミュニケーシュンを取って愛犬を見守ってあげて下さい。
鼻から犬の病気をチェック
最近では愛犬の世界も花粉症やアレルギーが万延しています。
愛犬の嗅覚は私たちの数千倍!
愛犬にとって鼻はとっても大切なものです。
顔と顔を近づけていくと、1番最初に当たるのは鼻ですよね。
絶対忘れないでチェックしてあげて下さい。
くしゃみ・鼻水
【 症 状 】
くしゃみ・鼻水が続く。
黄色くて、ねばり気が強い鼻水がでる。
鼻水がくさい。
鼻水に血が混じっている。
【 考えられる原因 】
サラサラした鼻は、アレルギー症状。
黄色やねばり気がある場合は、ウイルスや細菌感染が考えられます。
目や口の病気との関連もないか確認して下さい。
鼻が乾いている
【 症 状 】
いつでも鼻が乾いている。
鼻がヒビ割れている。
【 考えられる原因 】
熱が高くなる熱性疾患。栄養障害によるヒビ割れ。
熱がなくても鼻が乾いていたり、熱があっても鼻が湿っている場合は、慢性の病気になっていることも考えられます。
あまり、消臭スプレーやシャンプー等、使用しない方が愛犬には良いのかもしれませんね。
だって、数千倍の嗅覚ですから・・・
どんなニオイとして感じるのか?
想像するとぞっとしますね。
口から犬の病気をチェック
愛犬が一生懸命にご飯を食べる姿は、本当にこちらまで幸せな気分になります。
でも愛犬は自分で歯磨を磨けません。
あなたが、愛犬の歯医者さんです。
だから、忘れずに口の中をチェックしてあげて下さい。
よだれ
【 症 状 】
いつもより、よだれが多すぎる。
よだれが、あぶくの様な状態。
血が混ざっている。
臭いがきつくなる
【 考えられる原因 】
歯周病や口内炎など口の中の病気。
感染症や神経障害の病気も考えられます。
歯の汚れ
【 症 状 】
歯が茶色になって汚れている。
歯がグラグラする。
口臭がきつくなる。
【 考えられる原因 】
歯が汚れると細菌で歯周炎になります。
歯槽膿漏になると口臭もきつくなり、歯もグラグラになってしまします。
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口のニオイ
【 症 状 】
歯茎が、赤くなる。
歯がグラグラする。
口臭がきつくなる。
【 考えられる原因 】
口内炎や歯槽膿漏はもちろん、ウイルスや細菌による感染症や肝不全などで
口臭が強くなる場合もあります。
”人間も愛犬も歯が命”
歯磨きを習慣づけてあげて下さい。愛犬用の歯石を予防したり、
スキンシップでニオイのチェックも忘れずに。
耳から犬の病気をチェック
体はシャンプーしても、耳そうじは忘れがちです。
だから、どうしても不潔になりやすい場合があります。
頭をよく振っていたり、耳の後ろを掻いたり、耳を壁にこすりつけたり・・・
こんな仕草を見つけたら、すぐに耳をチェックしてあげて下さい。
耳あかが出る
【 症 状 】
黒い耳垢がたまっている。
あぶらっぽい耳垢で、内部の腫れや、臭いニオイが発生している。
【 考えられる原因 】
黒い耳垢で、粒状であればダニの寄生が原因でかゆみを伴う。
あぶらっぽい耳垢は脂漏性外耳炎が疑われ、かゆみや痛みはあまりありません。
耳をかく・首を振る
【 症 状 】
耳を頻繁にかく。
耳から悪臭がする。
首をよく振る。
【 考えられる原因 】
アレルギーや耳垢が原因の外耳炎
ダニや腫瘍も考えられます。
他にも虫などが入ってしまった可能性もあります。
耳が腫れている
【 症 状 】
耳が腫れている。
熱や痛みもある。
【 考えられる原因 】
慢性の外耳炎や、耳ダニ、アレルギーが考えられます。
また、耳を強くぶつけて血がたまってできる耳血腫は、熱や痛みが伴います。
耳だれやニオイがする
【 症 状 】
耳垂れが出てきて悪臭がする。
【 考えられる原因 】
耳の中にたまった分泌物に細菌やカビが感染して炎症を起こしている。
アレルギー疾患によっても症状がでることも考えられます。
耳の病気は、ほおっておくと外耳炎から中耳炎まで進行して
さらに神経障害まで引き起こしてしまう場合もあります。
体ばかりではなく、耳のチェックも忘れずに。
毛の状態から犬の病気をチェック
愛犬の毛は春から秋にかけて抜け変わります。
最近はエアコンの効いた室内にいるため季節がわからない愛犬もいるようです。
でも、抜け方や量をチェックして下さい。
皮膚病かもしれません。
抜け毛が多い
【 症 状 】
換毛期(春・秋)でもないのに大量に毛がぬける。
全身の毛が抜ける。
円形に毛が抜ける。
左右対称に抜ける。
【考えられる原因】
アレルギー細菌感染・寄生虫が関係する皮膚病。
円形の場合、カビが原因の皮膚真菌症
左右対称の場合は栄養やホルモンのバランスが崩れて起こる内臓疾患の病気が
考えられます。
毛ヅヤが悪い
【 症 状 】
パサパサしている。
毛が痛んでる。
【考えられる原因】
たんぱく質が不足している。
皮脂を落としすぎるシャンプーを使っている。
シャンプーの回数が多い。
シャンプーのすすぎが不十分。
他にも皮膚炎や心臓病や肝臓病なども関係する場合もあります。
フケが多すぎる
【 症 状 】
まめにお手入れしているのにフケが多い。
【考えられる原因】
フケも心臓や肝臓に障害があると血行が悪くなり、
皮膚の老化が早くなってフケが出る場合もあります。
老化が表れて毛ヅヤが無くなったり、皮膚が乾燥してフケが出たりします。
シャンプーのしすぎもよくありません。
たまには毛をかき分けて皮膚の状態も確認してあげてください。
歩き方から犬の病気をチェック
愛犬はとれも我慢強いです。
怪我をしていても、あなたとのお散歩なら喜んで出かけます。
そんな時、うしろから、ちょっとチェックしてあげて下さい。
まっすぐ歩けない
【 症 状 】
ヨタヨタ・フラフラ歩く。
【考えられる原因】
脳や、脊椎症、椎間板ヘルニアなどからくる神経マヒ。
足を引きずる
【 症 状 】
片方の後ろ足や両足ともずるずる引きずる。
【考えられる原因】
股関節の異常や骨折、怪我など。
両足の場合、脊髄、椎間板ヘルニアなどからくる神経マヒ。
足の形が変形している
【 症 状 】
間接が曲がっていたり、後ろ足がO脚、X脚になっている。
【考えられる原因】
栄養の偏りが原因で起こる、くる病・骨軟化症が多く生まれつき股関節に異常がある股関節形成不全など。
両足の場合、脊髄、椎間板ヘルニアなどからくる神経マヒ。
歩き方の異常は脳・脊髄・ヘルニア・関節など、重症につながるものばかりです。
少しでも異常に気がついたら、すぐ獣医さんに診てもらいましょう。
呼吸から犬の病気をチェック
愛犬は一生懸命遊びます。
あなたと遊ぶと、うれしくて、たまらなくて、興奮してハァハァ・ゼェゼェ。
でも普通の時まで息が荒いようなら注意が必要です。
愛犬の呼吸は1分間に15~30回が目安として下さい。
息があらい
【 症 状 】
呼吸が苦しそう。
セキが続く。
ぐったりしている。
【 考えられる原因 】
夏の散歩の後などは、日射病や熱中病。
熱が39℃以上の時は、伝染病や感染症など。
弱いセキが続くときは肺炎など。
激しいセキをする時は気管支炎や感染病などが原因として考えられます。
愛犬は呼吸が苦しい時は息がしやすいような姿勢をとります。
・ 座っている時は、前足を広げて胸を張ります。
・ 立っているときは、口を開けて首を前に伸ばします。
夏の散歩はなるべく朝夕にして日中は避けてあげて下さい。
それに 「 弱い咳だから大丈夫。」 なんて思わないで下さい。
もしかしたら、重症で体力が弱まって、弱い咳しか出来なくなっているかも
知れませんし、心不全の可能性もあります。
どちらにしても、咳が続くようでしたら、早めの診断が必要です。
ニオイから犬の病気をチェック
愛犬は言葉で表現できません。
そこで、愛犬はニオイで体の調子を教えてくれます。
ニオイは愛犬の健康のバロメーターと同時に病気のサインです。
ニオイがしてきたから、すぐシャンプーや消臭スプレーをしてしまったら、せっかくの愛犬のサインを見落としてしまいます。
あなたが気づいてあげれば、病気の予防や病気の早期発見につながります。
体のニオイ
【 症 状 】
いつもとは違う体臭がする。
体全体から臭う。
【 考えられる原因 】
脂の分泌が増えて空気との酸化で臭う脂漏症。
細菌感染で皮膚が化膿して起こる膿皮症などの皮膚病が考えられます。
かゆみや脱毛などの他の症状もチェックして下さい。
口のニオイ
【 症 状 】
口臭がきつい
歯ぐきが炎症を起こしている。
【 考えられる原因 】
歯周病や口内炎など歯ぐきや粘膜が炎症を起こしている。
他にも口の中が化膿してないか?歯がぐらついてないか?よだれが多くなってないか?
も同時にチェックして下さい。
耳のニオイ
【 症 状 】
耳の中から悪臭がする。
【 考えられる原因 】
通気性の悪いたれ耳の愛犬に多く見られます。
耳あかが、たまっていたり、そこに細菌が感染して外耳炎や中耳炎になって
悪臭を発生することが考えられます。
痒がっていないか?耳が腫れていないか?他のしぐさも見落とさずチェックして下さい。
おしりのニオイ
【 症 状 】
肛門やその周辺が臭い。
【 考えられる原因 】
肛門周辺の皮膚の化膿や炎症が原因。肛門嚢炎や肛門周囲炎など。
メスの場合は子宮蓄膿症や膣炎の可能性もあります。
最後にニオイだけではなく、うんちやおしっこの常態でも病気を予測することはできます。
臭いからといって、すぐシャンプーをしたり、片付けたりするのではなく、「今日は、いつもと比べてどうかな?」とひと呼吸おいてみて下さい。
もしかして、愛犬からの赤信号がでているかもしれません。