ラム肉のドッグフードで犬のメリットや効果を分かり易く解説
ラム肉を使ったドッグフードは犬に様々な効果やメリット多いと聞くけど
具体的にメリットや効果は?また、デメリットや注意点は?
そんな疑問にお答えするページを作成しました。愛犬のアレルギーなど健康が気になる飼い主さんは、ぜひ見て頂きたいページです。
このページを読み進めていただくと、ラム肉を使ったドッグフードの知りたいことが、まとめて分かるようになっています。
ラム肉を使ったドッグフードを検討中なら、ぜひ、このまま読み進めてください。きっとお役に立つ情報が得られます。
ドッグフードにラム肉を使った犬のメリット
ラム肉のドッグフードに犬にどんなメリットや効果があるのか詳しく解説してゆきましょう。
ラム肉は犬のアレルギー対策になる
ラム肉は牛肉・豚肉・鶏肉などの肉に比べてアレルギーを発症しにくい肉と言われています。
ラム肉(羊肉)は高タンパク、低カロリーで栄養価が高い肉です。
ラム肉は他の肉よりカロリーは低く、タンパク質が多いため通常食として長期に与える食材としては最適の肉と言えます。
また、ラム肉は肉類としては珍しく、魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸などの不飽和脂肪酸がたっぷり含まれており、アレルギーを抑える効果、皮膚を健康に保ちキレイな毛並みを作る役割も果たします。
この不飽和脂肪酸が涙やけなども改善できる成分なのです。
健康な体の維持
ラム肉にはビタミンB群や鉄分、カルシウムも豊富に配合されているので、犬がラム肉のドッグフードを食べることで
- 丈夫な体
- 質の良い血液
- そして強い骨
を持った健康な体を維持することができます。
ダイエット効果
ラム肉は他の肉と比べてカロリーが低く太りにくい肉です。
ラム肉は体を温める作用があり、その効果で内臓機能や代謝機能が活発になることでダイエット効果も生まれます。
そしてラム肉に脂肪燃焼効果があるL-カルニチンを多く含んでいることです。
さらに不飽和脂肪酸の働きで、血中コレステロール値を下げることで脂肪を分解するため、ラム肉はダイエットに最適な食材なのです。
牛肉や豚肉の脂肪は32~33℃で消化吸収されるのに対して、ラム肉の脂肪は42~42℃まで上がらないと消化吸収されないのです。
つまり体温では消化吸収され難いため他の肉と比べて太りにくい、ダイエット効果のある食材なのです。
ラム肉は低コレステロール、低飽和脂肪酸であり栄養価に優れています。
ラム肉は体を温める作用があり、内臓機能や代謝機能が活発になることでダイエット効果も生まれます。
カロリーだけ見るとラム肉より鶏肉の方が数値が低いのですが、ラム肉には脂肪の燃焼を助けるL-カルニチンを多く含んでいるためダイエット効果が高いのです。
肉種類 | ラム肉 | 牛肉 | 豚肉 | 鶏肉 |
---|---|---|---|---|
カロリー | 227kcal | 371kcal | 386kcal | 200kcal |
タンパク質 | 18g | 14.4g | 14.2g | 16.2g |
脂質 | 1.6g | 32.9g | 34.6g | 14.0g |
カルシウム | 7mg | 4mg | 3mg | 5mg |
鉄分 | 1.5mg | 1.5mg | 0.6mg | 0.4mg |
炭水化物 | 0.1g | 0.2g | 0.1g | 0.0g |
ラム肉はシニア犬・老犬にも最適
ラム肉は上質で多くのタンパク質が含まれているため、少量の摂取でも十分なタンパク質を摂ることが出来ます。
シニアの場合、消化機能の低下、食が細くなるなどがあるので小量から良質なタンパク質を得ることが大事なのです。
ただし、筋肉量・活動量が落ちるシニア犬や老犬は、若い成犬にくらべて必要とするエネルギーが少ないので給与量を20~30%少なく調整を行ってください。
ドッグフードのラム肉の犬のデメリット
ラム肉のドッグフードは高額になる
ラム肉は鶏肉や牛肉などに比べて日本の食文化に浸透しておらず、国内の流通量が少ないため、必然的にコストが高くなってしまいます。
その影響でドッグフードになった場合でも値段が割高になってしまいます。
ラム肉は犬の嗜好性が鶏肉より弱い
ラム肉は鶏肉やサーモンなどに比べ、犬の食いつきを高める匂いが若干弱い傾向です。
そのため、食欲のない時期には食いつきが弱くなる可能性があります。
しかし、昨今のラム肉のドッグフードは製法などに工夫を凝らし、高い食いつきを維持しているブランドも多く存在します。
ラム肉のドッグフードの選び方
主原料の最初がラム肉のフードを選ぶ
ドッグフードのパッケージや販売ページを確認して主原料を確認しましょう。
主原料の最初に書いてある原料がラム肉になっていれば原料の中心がラム肉になっているはずです。こちらを基準にしましょう。
アランズナチュラルドッグフードのように生ラム肉であるとラム肉の良さをより引き出します。
無添加や人工添加物不使用を選ぶ
日本のドッグフードは海外の基準より甘い部分があり、危険な添加物が含まれている場合があります。
ラム肉のドッグフードを選ぶ際は、無添加や人工添加物不使用と書かれていることを確認して、添加物が含まないものをましょう。
特に人工的な保存料、調味料、着色料などが含まれている場合は避けるようにします。
原料の産地を確認する
ラム肉のドッグフードを選ぶ際は、ラム肉以外の原料の産地も確認しましょう。
ラム肉だけ安全でその他の原料が不安なものであったら問題ですよね。公式ホームページに記載が無かった場合には、メーカーに直接電話で確認してみると良いでしょう。
ラム肉のドッグフードの与え方や注意点
カロリーオーバーに注意
ラム肉をシニア犬に与える場合、一般のシニア向けドッグフードと比べ、高カロリーになりがちです。
一般のシニア向けドッグフードはカロリーを押さえるため穀物を多く含めてある場合が多くあります。そのため同じ量を与えると体重が増えてしまうことがあります。
なので体型の変化を良く見ながらドッグフードの給餌量を調整することが必要です。
フードの切り換えに時間を掛ける
ラム肉はチキンやサーモンと言った匂いが強い原材料と比較して、あっさりした匂いです。
そのため強烈な嗜好性はありませんので、いきなりフードを切り替えると愛犬が食べてくれない場合があります。
1週間ほど時間を掛け、少しずつフードを混ぜてラム肉フードになれるようにしましょう。
ラム肉ドッグフードの犬の口コミ
チキンのアレルギーがあるようで、こちらを試しています。匂いが嫌なのか、初めの食いつきが悪かったのですが今では喜んで食べています。うんちの状態はとても良くなりました。3回リピしています。
アランズナチュラルドッグフード・ラムの口コミ
フレブルを飼ってます。チキンアレルギーのため、ラムを探していて購入しました。食いつきが良く、美味しいのか、食べ終わっても袋をガサガサしています。涙やけの改善も期待したいです。
アカナグラスフェッド・ラムの口コミ
涙やけに効果があるということで、購入しました。はじめはビーフを与えていましたが、ビーフよりもこちらのラム&レバーの方が涙やけには良さそうです。以前は顔まわりを触ると涙で湿っていたのに今では全く出なくなりました。
キアオラ ラム&レバーの口コミ
ラム肉のおすすめドッグフード
オススメNo1:アランズ・ナチュラルドッグフード
オススメNo2:アカナ グラスフェッドラム
オススメNo3:キアオラ ラム&レバー
ラム肉ドッグフードのメリット・効果まとめ
いかがでしたか?ラム肉はアレルギーになり難く、低カロリーかつ有効な栄養素を摂ることができる、とっても良い肉のドッグフードです。ぜひお試しください。
値段は少々高めになりますが、安心して与えられるドッグフードとして選択の一つに入れてみるのも良いのではないでしょうか?
また、全てのドッグフードを切り替えるのではなく、同じ素材を摂りすぎてアレルギーにならないように、ローテーションの一つに加えるのも賢い方法です。
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【この記事を書いた人】
私はペットフード協会「ペットフード検定」の資格を取得し、100種類以上のドッグフードや犬用サプリを愛犬と共に食べて比較検証してきました。この知識を生かしドッグフードや犬用サプリを専門的に様々な角度から選び方や評価まで執筆しています。著者情報はこちら[↗]