【幸せ老犬生活】お手入れを見直そう

【幸せ老犬生活】お手入れを見直そう

お手入れを習慣にしよう

ケガの防止や病気予防の役割も果たすお手入れ。年をとるほど、重要になってきます。

また、健康チェックにもなるので、定期的なお手入れの習慣をつけましょう。

若いうちからお手入れに慣らしておきたいところですが、「もう手遅れ」ということもあるかもしれません。

それでもあきらめずに、毎日少しずつ行ない、ごほうびをあげながら慣らしていきます。

最初は飼い主さんも慣れていないはずですから、コツをつかめるように練習をしましょう。

ただし暴れてどうしても難しいというときは無理は禁物ですので、動物病院やサロンにお願いするとよいでしょう。

爪切り

伸びやすくなってケガをすることもあるのでマメにカット

シニアになると運動量の低下にともない、爪がすり減ることも少なくなり、今までより伸びやすくなったと感じることでしょう。

また、筋力が衰えてくると足の重心がかかと側にかかるようになり、爪が今までよりも上向きに伸びます。

カーペットにひっかけて転倒することもあるので、マメにカットしましょう。

爪を切るときのポイント

ピンク色の部分は血管なので、その手前まで切ります。爪が黒い場合は爪の断面を見ながら少しずつ切ります。

爪の断面の中心が白くなるところが血管の手前なので、そこで切るのをストップしましょう。

アドバイス!

嫌がる犬にはふたりがかりで切る
ひとりが犬を押さえて、もうひとりが切ります。

一日1本ずつ切る
一日1本、寝ているすきに切ってしまいましょう。

動物病院で切ってもらう
健診のついでに、切ってもらいましょう。

歯みがき

特にシニアに必要なケアです。食後の習慣にしましょう。

7歳を過ぎると、ほとんどの犬が歯周病を患っているといわれています。

ひどくなると食事がとれなくなったり他の病気になることがあるので、動物病院で全身麻酔をして歯石を除去してもらう必要がでてきます。

そうならないためにも、食後の歯みがきは重要です。

最初は嫌がりますが、段階をふんで少しずつ慣らしていきましょう。また、歯石除去をしたらもう大丈夫だと思いがちですが、その後の歯みがきは必要です。

歯石がつくと歯周病から歯を失うことや歯茎が腐ったり骨を溶かしてしまうこともありますので、、歯みがきの習慣を付けましょう。

歯みがきに慣らす練習をしよう

口をさわる練習をする

口のまわりをさわったり、口を開けたりしてごほうびをあげることを繰り返し、まずはさわられることに慣れさせます。

歯ブラシを口の中に入れる

犬用の歯みがき粉を歯ブラシにつけ、口の中に入れることに慣らします。ガーゼでもかまいません。歯ぐきを傷つけないように、歯ブラシはやわらかい毛のものを選びましょう。

みがく

歯ブラシで歯をみがいてみます。最初は数本にして、徐々に全部の歯がみがけるように練習をします。歯周ポケット(歯と歯肉の間)もみがきましょう。

犬が嫌がって口の中に歯ブラシを入れることができなければ、歯ブラシに犬の好きな味の歯みがき粉をつけで自ら噛ませます。

こうして慣れてきたら、歯ブラシを動かしてみましょう。それでも難しければ、動物病院を利用しましょう。

ブラッシング

毛並みを整えるだけではなく、さまざまな効果

ブラッシングは血行を促進し、皮膚を清潔にする効果があります。

やさしく体全体をブラッシングし、あわせてボディチェックも行ないましょう。寝たきりになるとちょっとした毛玉が床ずれの原因になることもあるので要注意です。

毛並みにそって、やさしくブラシをかけましょう。軽くポンポンとたたくのも、血行促進効果があっておすすめです。

肉球のケア

乾燥したり毛が伸びているとケガのもと

年をとると肉球が乾燥し、そこから出血してしまうこともあります。

そんなときは、専用の肉球クリームをぬってケアします。また、肉球の間の毛が伸びていると転倒しやすいので、伸びたらカットします。難しければ、サロンでお願いしましょう。

肉球の間に生えている毛をカットします。ひとりが押さえて、もうひとりがカットすると安全。

目のケア

目やにを放っておくと目のトラブルに

免疫力が低下したりアレルギーになったりすると、目やにが増えます。量が多かったり、いつも出るようであれば、獣医師に診てもらいましょう。

目やにがついているときはガーゼでふくか、目を洗います。ノズル式の容器に水を入れて洗浄する方法がよくとれておすすめです。

耳のケア

耳のチェックも習慣に!

汚れていたらケアして耳がひどく汚れていたり、嫌なにおいがしたりしたら、耳のトラブルの可能性大!獣医師に診てもらいましょう。

耳あかなどがたまっていると耳のトラブルが起こりやすくなるので、こまめにケアしましょう。