【幸せ老犬生活】寝たきりにさせないために「生活リズム」を整えよう!一日の生活パターンを提案!

老犬 寝たきりにさせない

老犬を寝たきりにさせないために生活リズムを整えよう

老犬の柴犬

犬も年齢を重ねると、眠っている時間が増えてくるのは自然なことです。しかしその一方で、活動量も少ない生活は老化を進行させ、将来的に寝たきりになるリスクを高める可能性があります。

犬も「寝るときは寝て、動くときは動く」というメリハリのある生活を送ることが、健康な老後を過ごす上で重要な要素です。

愛犬を飽きさせないような、メリハリのある一日のスケジュールと規則正しい生活を送ることで、健康な体と脳を維持することも可能です。

生活のリズムを調えることで、愛犬の困った行動が減少することも期待できます。

本記事では、寝たきりになるのを防ぐためのシニア犬の生活リズムの整え方と、老犬の健康維持のためのポイントを紹介します。愛犬との共に幸せな老後を過ごすために、今から取り組んでみましょう。

メリハリ生活で寝たきり防止!

年をとると、どうしても寝ている時間が長くなります。

それ自体は悪いことではありませんが、寝てばかりいると老化を進行させて今後寝たきりになってしまう可能性が高くなります。

「寝るときは寝て、動くときは動く」メリハリのある生活を送ることは、とても大切なことです。

愛犬を飽きさせないような、メリハリのある一日のスケジュールを立てるとよいでしょう。

また、健康な体と脳を保つためにも、規則正しい生活を送ることは重要です。生活のリズムを調えることで、夜鳴きなどの困った行動が少なくなることもあります。

老化を進行させてしまう惡循環

  1. 散歩に行きたがらないなど、犬に老化の兆しが現れる
  2. 「高齢だから」と散歩などもせず静かに過ごさせる
  3. 筋肉が衰えたり生活にハリがなくなって退屈になる
  4. 老化が進行する
  5. 寝たきりになってしまう

シニア犬の一日のモデルケース

生活リズムを整えるためにも、一日のスケジュールを決めましょう。ただし飼い主さんの負担がかからない、無理のないスケジュールに!

7:00~8:00 散歩や食事、健康チェック

余裕があれば朝の散歩に行き、食事を与えます。いつもと違うようすがないか、健康チェック(P.137参照)も行ないます。朝起きたら、ストレッチをしてあげると関節が伸ばせて◎。ケガの予防にも効果的です。

9:00~12:00 日向ぼっこ

窓際や庭で日向ぼっこをしましょう。日光を浴びることで体内時計が正確になり、よく眠れるようになります。また、外を眺めるのはよい刺激にもなります。

散歩に行けないときは、5分でよいので日向ぼっこだけでもさせてあげるとよいでしょう。

13:00~16:00 お昼寝

高齢になると寝ている時間が増えるので、ゆっくり休ませてあげましょう。介護が必要になったときは、犬がよく昼寝をしている時間を自分の時間にあてます。

17:00~19:00 散歩や食事

夕方の散歩に行き、食事を与えます。暑い時期は、比較的涼しくなる夕方以降に散歩に行くとよいでしょう。

散歩に行けないときはかわりに室内トレーニングを行なうなど、筋力をキープするための運動をしましょう。散歩後は、温湿布などで関節をケアしてあげてください。

19:00~22:00 コミュニケーションタイム

家族団らんの時間は、犬にとっても楽しい時間です。たっぷりコミュニケーションをとりましょう。さらにマッサージをしたり、体のケアをしてあげるとよいでしょう。

22:00~6:00 睡眠

飼い主さんに合わせて、毎日同じ時間に起床、就寝する習慣をつけましょう。それにより夜鳴きなどが軽減できます。寝るときは電気を消す習慣をつけると、夜だとわかってきます。

電気をつけるのであれば蛍光灯などは避け、暖色系の照明にしましょう。

寝心地のよい寝床を用意しましょう。飼い主さんの寝室でいっしょに寝られれば、犬は安心します。

老犬を寝たきりにさせないための5つのポイント

適度な運動を続ける

老犬は加齢により活動性が低下しますが、適度な運動を続けることで寝たきりを防ぐことができます。

老犬には適度な運動が必要です。散歩や遊びを通じて、老犬の健康を維持することができます。

ただし、老犬は疲れやすく、無理な運動は避ける必要があります。老犬に適した運動量は、犬種や体格によって異なります。適切な運動量を知り、適度な運動を心がけましょう。

また、老犬は肥満になりやすいため、食事量を適正に保ち、運動不足にならないように注意しましょう。

老犬の健康を維持するためには、関節のサプリメントを飲ませたり、関節への負担が少ない犬用プールを活用することもオススメです。

寝床の環境を整える

寝床には、できるだけ柔らかい毛布や敷物を準備し、床ずれには十分に注意をしましょう。

老犬に適した寝床は、老犬は体が弱くなっているため、寝床は柔らかくてクッション性のあるものが適しています。また、滑りやすい床の上に置かれた寝床は老犬にとって危険ですので、滑り止めのマットを敷くか、カーペットの上に置くことをおすすめします。

さらに、老犬は狭い空間で眠ることを好むため、ケージやサークルを寝床にすることもできます。夏場には、涼しい場所に置くことや、冷却マットを使用することも効果的です。

老犬の健康と快適な生活のために、適した寝床を選びましょう。

カートセラピーを行う

足が弱ってくるとついつい寝たきりにさせがちですが、カートセラピー(車椅子療法)を行うことで機能を復活させることができます。

老犬のカートセラピーは、高齢の犬が健康状態や体力的な問題により散歩ができなくなった場合に、犬がカートに乗って外出することでストレスを軽減し、心身ともにリラックスすることを目的としたセラピーです。

カートに乗ることで、犬は新しい環境や匂いを楽しむことができ、飼い主とのコミュニケーションも深めることができます。また、カートに乗ることで犬の筋力や関節の動きを促進することもできます。

老犬のカートセラピーは、犬の健康状態を維持するためにも重要であり、犬とのコミュニケーションを深めることで、飼い主と犬の絆をより強くすることができます。

定期的な清潔管理を行う

寝ているだけでも体は皮脂で汚れますので、定期的に全身を蒸しタオルで拭いてあげることが大切です。また、毛の流れにそって拭くことで汚れが取れやすくなります。

老犬の定期的な清潔管理は、健康的な生活を送るために非常に重要です。老犬は、若い犬に比べて免疫力が低下しているため、清潔に保つことで病気や感染症を予防することができます。

まず、老犬の歯磨きは定期的に行うことが必要です。歯石や歯周病は老犬にとって非常に深刻な問題となります。歯ブラシや歯磨き粉を使って、歯垢を取り除くことが大切です。

また、老犬の爪切りも定期的に行うことが必要です。爪が長くなると、歩行に支障をきたしたり、爪が巻き込まれて怪我をすることがあります。爪切りは、獣医師やトリマーに依頼することもできます。

さらに、老犬の被毛の手入れも重要です。ブラッシングやシャンプーを行うことで、皮膚病や寄生虫の予防につながります。ただし、老犬の皮膚は若い犬に比べて薄くなっているため、適切なシャンプー剤を選ぶことが大切です。

獣医師のアドバイスを仰ぐ

老犬が寝たきりになってしまった場合は、獣医師に相談し、適切なケアを行うことが大切です。獣医師がアドバイスをくれることで、老犬の健康状態を維持することができます。

老犬を寝たきりにさせないためには、飼い主自身が日々のケアに努めることが必要です。老犬の健康状態を見守り、適切なケアを行うことで、老犬との共同生活をより良いものにすることができます。

寝たきりにさせないためのポイントまとめ

  1. メリハリ生活を送ることが大切。寝るときは寝て、動くときは動く。
  2. 生活リズムを整えて、健康な体と脳を保つ。
  3. 適度な運動を続けて寝たきりを防ぐ。
  4. 寝床の環境を整えて快適な睡眠を促す。
  5. カートセラピーを取り入れて足の機能を改善する。
  6. 定期的な清潔管理を行い、健康を維持する。
  7. 獣医師のアドバイスを仰ぎ、適切なケアを行うことが重要。
 
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